薬剤師転職の道！

薬剤師が大学病院に転職するのは難しいと思う方もいるかもしれません。何故なら転職すること自体難しいですが、大学病院はやりがいが大きい職場だからです。ですが、難しい分メリットも大きいです。まずスキルアップが望めます。

民間病院にはない医療センターが施設内に設置されているので薬の研究開発、臨床試験など他の職業では経験できない業務もあります。調剤は考えられる様々な観点から総合的に判断して行えるようになります。これは患者の詳細が記載されている電子カルテを使って薬剤を選択したり、他の薬剤を使用している場合や食事内容によって相互作用があるかの確認などの判断が問われるからです。

またチーム医療に参加することでコミュニケーションの向上もあります。ですので薬剤師としての知識や実力を磨く事が出来ます。また特に国家大学病院に転職することが出来れば国家公務員ですので収入や生活を安定させることが出来ます。

しかしメリットがあれば必ずデメリットもあります。今回の場合、民間病院と異なり24時間365日の勤務体制になります。つまり求められれば昼夜問わず、仕事に向かう必要があります。ですので安定性よりもプライベートを充実させたい方は不向きです。

また協力体制が多い上にストレスが溜まりやすい職場なので、コミュニケーションが苦手な方も注意するべきです。